資格取得をご検討の方

資格取得をご検討のかた

公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会(NFD)の講師資格や、フランス国立園芸協会(SNHF)の検定試験DAFAをご検討の方は、事前にご相談ください。

当教室の主催者 久保園久美子は、公益社団法人 日本フラワーデザイナー協会(NFD)の審査員(フラワーデザイナー1~3級の試験の採点をしたり試験委員を務めることができる資格)を取得し保持していますが、当教室ではNFDなどの資格試験対策のレッスンを行っていません。今後、行う予定もないため、資格取得を希望される生徒さんには、各種試験の特徴をご説明したうえで、最適かつ実績のある指導者・教室をご紹介いたします。

NFDもSNHFも世界31ヶ国が加盟するWAFA(World Association of Floral Artists)の加盟団体です。この2つの団体の試験は、生花に関するごく基本的な技術は同じでも、実技試験の出題科目や傾向が全く異なります。花束やブーケの比重が大きい内容になっていたり、反対に、アレンジメントだけでブーケはほとんど含まれていない内容になっていたりなど、全く違います。同じ名前のテーマも考え方の違いから形状や比率などが異なり、そのため、それぞれに個別の対策が必要です。

【NFDフラワーデザイナーとNFD講師資格など】
NFDのフラワーデザイナー資格試験3,2級は鹿児島で受験できます。1~3級のそれぞれの段階で履修すべき内容が決められており、必要なカリキュラムのレッスンを受講すれば受験できます。1級は鹿児島で試験が行われない年もあるので、県外での受験になることがあります。1級合格後、1級フラワーデザイナーとして一定の期間在籍かつ一定の単位を取得後、新規指導者講習会(東京・大阪など)に参加し認定されると(認定にあたっては技術確認が追加されました)、NFD講師の資格が得られます。近年、アジア諸国での人気が高まり、中国・台湾などの受験者が増えています。NFD講師として一定期間在籍し、必要な講習会等に参加し単位を取得すれば、審査員試験(東京・年1回開催・実技と記述)の受験資格が得られます。フラワーデザイナーの検定試験の内容や仕組みなどは、時勢にあわせて3~4年おきに改定されますので、NFD講師や審査員資格の更新には、講習会への参加等が義務づけられており、絶えず研鑽を積むことが求められます。

【DAFA】
毎年、パリのフランス国立園芸協会(SNHF)で開催される試験です。2007年に、イタリアの資格DFAS、ベルギーの資格EDFAと統一されています。DAFA1~3まであり、外国人にも門戸が開かれていますが、日本で受験することはできません。当教室の主催者はDAFA1だけを取得しており、試験の採点ができる審査員資格等は取得していません。DAFAについて、ある程度は説明することはできても、採点の基準等を全く把握していないため、適切な試験対策のレッスンを行うことはできません。